ひげ脱毛について ひげ脱毛コラム 体験談

医療レーザー脱毛の原理と回数

医療レーザーによる脱毛の仕組み

医療レーザー脱毛は、簡単にいってしまえば「光で毛母細胞を焼き切る」方法によって、半永久的に毛が生えてこない状態を作るものです。

毛はひげであっても髪の毛であっても、全て毛母細胞という部分で作られます。つまり、この部分の細胞が死滅してしまえば、毛が育つという事がそもそもなくなるのです。

ではなぜレーザーによってこの毛母細胞を焼き切る事が出来るかというと、分かりやすいイメージで言えば虫眼鏡で黒い紙の一点に日光を集めると、暫くして燃えるという現象と基本的には同じです。
レーザーの場合、黒い毛に対して光を集める事で、毛根部分を瞬間的に加熱し、その周囲の細胞を焼き切ります。

ちなみに、この黒い色に反応して熱を発生する光は、赤外線というものに分類される光で目で見る事はできません。

また、赤外線の中にも遠赤外線や近赤外線といったように違いがあり、同じパワーで同じ量の光を照射した場合、遠くの方まで届くものが遠赤外線、近くまでしか届かないものが近赤外線で、医療レーザー脱毛に用いられるものは近赤外線です。
そして、近赤外線の中でも更に、レーザーの種類によって肌内部に到達できる距離に違いがあり、脱毛の際は丁度毛根部分にレーザーのエネルギーを集中させられるくらいのものを利用する事で、効果的に毛母細胞を破壊し脱毛効果を得る事が出来ます。

スポンサードリンク

脱毛は回数が必要

脱毛が医療レーザーによって行える仕組みについては以上ですが、それでは何故脱毛は何回もやらなければいけないのかというと、それには毛周期とよばれるからだの仕組みがあります。

実は毛というものは一年中全ての毛穴から生えているわけではなく、生えている場所と生えていない場所があります。
毛周期とは、毛が
・成長する期間
・維持される期間
・抜け落ちて生えていない期間
のサイクルによって毛が入れ替わる周期の事で、これらの時間は部位によって異なります。

医療レーザー脱毛は前述の通り「黒い毛」に反応して行われるものなので、毛が生えていない期間については脱毛を行う事が出来ません。

つまり、すべての毛穴、毛母細胞に対して、毛が生えている時期にレーザーを当てなければ、全ての毛を脱毛する事はできないのです。

ひげ脱毛の場合、この毛周期によりひげが入れ替わるのが大体1か月と言われているため、1か月に1度くらいの頻度でレーザーを照射していく必要があります。
この毛周期に合わせて脱毛を行い、全ての毛が無くなるまでの回数は部位によって変わりますが、多くの部位で大体5,6回。ひげの場合だと10回程度が目安だと言われています。

ひげ脱毛について

ひげ脱毛の種類
ひげ脱毛と一口にいっても、そのやり方には大きく分けて3種類のものがあります。ひげ脱毛の3つの種類について、それぞれのメリットデメリットを分かりやすくご紹介します。

医療レーザー脱毛の原理
医療レーザー脱毛は、簡単にいってしまえば「光で毛母細胞(毛穴のの奥にある、毛を作り出す細胞)を焼き切る」方法によって、半永久的に毛が生えてこない状態を作るものです。レーザー脱毛のメカニズムについて詳し

ひげ脱毛とレーザーの種類
ひげ脱毛をより効果的に行うためには、クリニックで扱っているレーザーの種類による違いもおさえておきましょう。ひげ脱毛に合っている医療レーザーを使う事が、永久脱毛効果を最大限得るために重要なポイントです。

ひげ脱毛の痛さ
医療レーザー脱毛の痛さは、輪ゴムではじかれたレベルだとよく紹介されているかと思いますが、ひげ脱毛については全く痛みの感じが違うように感じます。実際の体験をもとに、ひげ脱毛がどの程度痛いのか、詳しく紹介

医療レーザー脱毛で麻酔を使えば痛くない?
医療機関で行われる脱毛では多くのクリニックで麻酔を利用する事が出来ます。麻酔は正直なところ痛みを完全に消し去るという事は難しいのですが、やはりつけるのとつけないのでは痛みの程度は大違い。ひげ脱毛におい

医療レーザー脱毛で麻酔を使えば痛くない?
医療機関で行われる脱毛では多くのクリニックで麻酔を利用する事が出来ます。麻酔は正直なところ痛みを完全に消し去るという事は難しいのですが、やはりつけるのとつけないのでは痛みの程度は大違い。ひげ脱毛におい

スポンサードリンク