ひげ脱毛の痛さは輪ゴムよりも確実に強い

まず、ひげ脱毛と一口に言ってもその痛みの強さは頬と鼻の下、顎やあごの裏など、場所によって全く違うのですが、基本的に輪ゴムではじくよりも確実に強い痛みだといえるかと思います。
ここでは、部位別にその痛さの度合いを紹介していきます。

もみあげ周辺や頬はほぼ痛みが無い

まず、痛みが弱いもみあげ周辺や頬の部分。
輪ゴムではじくくらいの痛さといったら、大体この辺りの部位はそんな痛みだといえます。
ひげ脱毛を全体的に行おうとすると、大体の場合この辺りの部位から脱毛が開始されますが、この段階で
「あ、意外と痛くない。安心した」
なんて思っていると、後でちょっと後悔するかと思います。

痛さは「バシンッ」ではなく「チクッ」

これは感覚的な部分ですが、輪ゴムではじく痛みというのは表面を痛みが「バシンッ」と伝わる感じなのに対し、レーザーによる脱毛は針で「チクッ」と刺したような痛みです。
これは医療レーザー脱毛が表面ではなく、毛根の深い場所。特に髭の場合は毛根が深いため、肌の奥から痛みを感じる事が理由ではないでしょうか。
痛さを感じるのは同じですが、痛みが引くのも一瞬な所が少し違うといえます。

喉の近くは痛いよりもびっくりする

次に、あまり痛みは強くないけれどびっくりする感覚になるのが喉のあたり。
普段あまりこの部分に刺激を感じる事が無かったり、神経が頬などよりも表面に出ているのか、痛みとしてはやはりチクッとする程度ですが、衝撃に体がビクッとなったりします。
ただ、痛みはそこまででもないのであまり心配する事はないかと思います。

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鼻の下やあごのひげ脱毛はとても痛い

次に、鼻の下やあご。
この部分のひげ脱毛は、頬とは比べものにならないくらい痛いです。
頬が極細の注射器で一瞬チクッと刺したようなものだとしたら、鼻下は顎の髭はホッチキスや縫物用の針で刺されたような痛みです。
特に、出力が弱めの頃はまだいいのですが、回数を重ねて毛が薄くなってくると、出力を高くするためか痛みも増加し、我慢できないくらいの痛さになります。

最初に頬のあたりで痛みが無くて余裕だと思っていても、この辺りの脱毛を行う際に、やっぱり脱毛痛いと感じるかと思います。
もしここの脱毛をやって「痛みに耐えられない」と思った場合は、麻酔を使うと良いでしょう。

麻酔はひげ脱毛の痛みを消す

麻酔による脱毛の痛み軽減力は、とても強力なものです。
ひげ脱毛をエステでやる場合は麻酔を利用できませんが、クリニックで行う場合は大体の所が利用できますので、痛みに耐えきれなくなるくらいなら是非利用しましょう。
というのも、痛みの強さはある程度レーザーの出力の強弱で変わりますが、出力を強くするほど痛みも強い分、毛根の破壊力も強い。つまり、効果が出やすいので、痛みが我慢できないから出力を弱めるのではなく、麻酔で痛みを無くして出力を上げた方が、効果という面では良い形になります。
せっかく安くない金額で脱毛を受けるのなら、効果はしっかりと出したいですよね。

麻酔自体はとってもお手軽

麻酔は多くの場合は脱毛の前にジェル状の麻酔クリームを塗ってしばらく放置し、表面を麻痺させるような内容で行われます。
麻酔自体の痛みなどはありませんので、コスト(大体の場合別料金です)と時間が多少必要になる他は麻酔を行う事のデメリットはありません。

ただ、麻酔をするとしばらく口回りがしびれた感覚になりますので、それが嫌な方や、その状態で熱い飲み物などを飲まないように注意する必要はあります。（感覚が分からずヤケドなどしやすくなるため）

脱毛の後は日焼けしたようなヒリヒリ感が出る場合も

また、ひげ脱毛をした後、暫くの間は日焼けした後のようなヒリヒリ感を感じる事があります。
これは毛根部分を焼いてヤケド状態のために発生する現象ですが、ヒリヒリ感が強い場合は保冷材などで冷やしたしする事で、軽減すると良いでしょう。
クリニックの場合、多くの所がレーザー照射後に炎症を抑える軟膏などを塗ってくれますので、ヒリヒリ感の解消も早いと思います。

以上が、ひげ脱毛の痛みについてです。
もちろん個人差などによって痛みの感じ方が変わるかとは思いますし、数値化できるものではないので感覚的な部分にはなりますが、全体的には我慢できないような痛みではないと言えるのではないでしょうか。
ただ、前述の通り鼻の下やあごの部分は他と比べてかなり痛い部分ですので、ここの脱毛が我慢できない痛みであれば、迷わず麻酔を利用すると良いでしょう。

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